今日は少しだけ見るつもりだった。
ほんの数分だけ、
気になるニュースを見て、
誰かの投稿を少し読んで、
それで終わるつもりだった。
けれど気がつけば、
画面の中をずっと歩いていた。
次から次へと流れてくる言葉。
誰かの意見。
誰かの怒り。
誰かの楽しそうな日常。
見ているだけのはずなのに、
心だけが少しずつ忙しくなっていく。
知らなくてもよかったことまで知って、
考えなくてもよかったことまで考えて、
いつの間にか頭の中がいっぱいになっていた。
ネットは便利だ。
知りたいことをすぐに教えてくれる。
退屈な時間も埋めてくれる。
少し寂しい夜にも、
誰かの気配を届けてくれる。
でも、見すぎた日は少し疲れる。
情報を集めていたつもりが、
気づけば自分の静かな時間まで、
どこかへ流されていたような気がする。
スマホを置いたあと、
部屋の音が少しだけ戻ってきた。
時計の音。
外を走る車の音。
自分の呼吸の音。
何も流れてこない時間が、
こんなに落ち着くものだったのかと思った。
ネットを見すぎた日は、
何かを得たようで、
何かを置き忘れたような気持ちになる。
だから今日は、
少し早めに画面を閉じる。
世界のことを全部知らなくても、
今夜の自分には、
それくらいでちょうどいいのかもしれない。
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