ネットのすみっこを見ていると、
大きな話題よりも、小さな言葉のほうが心に残ることがある。
誰かが強い言葉で目立っている横で、
別の誰かが何気なく書いたひと言に、
ふっと救われることがある。
ネットは広い。
にぎやかで、早くて、少し疲れるくらい情報が流れていく。
次から次へと新しい話題が出てきて、
昨日まで騒がれていたことも、今日はもう遠くに流れている。
でも、そんな場所だからこそ、
すみっこのほうにあるものが妙に気になったりする。
たくさんの人が見ている場所じゃない。
大きくバズっているわけでもない。
それでも、そこにしかない空気がある。
無理に目立とうとしていない言葉。
飾っていない感想。
ちょっと不器用だけど、本音がにじんでいる文章。
そういうものを見つけたとき、
ネットはただ騒がしいだけの場所じゃないんだなと思う。
誰にも見つからないまま流れていく言葉の中にも、
ちゃんと温度がある。
書いた人の気分や、その日の空気や、
言葉にしきれなかったものまで少しだけ残っている。
たぶん、ネットの面白さってそこなんだと思う。
大きな話題を追いかけることだけじゃなくて、
誰かの小さな気配に気づけること。
にぎやかな場所を見ていると疲れる日もあるけれど、
すみっこのほうに目を向けると、
少しだけ呼吸がしやすくなることがある。
うまく言えないけれど、
ネットのすみっこには、
人のやさしさとか、迷いとか、弱さとか、
そういうものがそのまま落ちている気がする。
そして、そういうもののほうが、
なぜか長く記憶に残る。
今日もまた、目立つ話題の外側で、
誰かが静かに何かを書いている。
その小さな声を見つけたとき、
少しだけこの場所が好きになる。
ネットのすみっこで思ったことは、
たぶんそんなことだった。
※この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれています
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
Amazon人気ランキングを見る
気になるものがあれば、
そっとのぞいてみてください。

0 件のコメント:
コメントを投稿