夜、ユーチューブを開く。
おすすめに出てきた韓国のアイドル動画を再生すると、画面いっぱいに可愛い笑顔が飛び込んでくる。
あまりに可愛すぎて、思わず画面に向かって「どうしてそんなに可愛いの?」と問いかけてしまう自分がいる。
ダンスのキレ、笑顔の角度、髪の揺れ方まで、完璧すぎる。
「いや、ここまで可愛いと人間じゃなくてCGなのでは?」と思いながらも、ついつい最後まで見てしまう。
そして気づく。気づけば1時間経過。
あれ、今日やるはずのことって…?と、現実に戻る瞬間の切なさ。
コメント欄を覗くと、同じように「可愛い…」と悶える人たちの声であふれている。
国も年齢も違うのに、なぜかみんな同じ気持ちになるのが面白い。
そして僕は思う。「あの可愛さ、何かの陰謀じゃないのか」と。
動画を止め、ふと自分の顔を鏡で見る。
「あ、今日の眉毛、微妙だ…」
完全に負けた気がする。画面の中の笑顔に負け、現実の自分に苦笑い。
それでもユーチューブは止められない。
可愛いは正義。可愛すぎると罪。
韓国のアイドルは、なぜあんなに可愛いのか。
きっと誰にも本当の理由はわからない。
でも、見るたびにクスッと笑えて、少し元気になるのだから、それでいいのかもしれない。