調べたいことがあればすぐに調べられるし、知らない誰かの考えに触れることもできます。
面白い画像も、ためになる記事も、気になるニュースも、画面を少し動かすだけで次々に出てきます。
でも、便利すぎるものは、近づきすぎると少し疲れます。
気づけば、何かを見たいわけでもないのにスマホを開いています。
何となくXを見て、何となく動画を見て、何となく検索して、気づけば時間だけが過ぎています。
楽しかったはずなのに、見終わったあとに少しだけ頭が重くなることもあります。
ネットとの距離感は、近ければ近いほどいいわけではないのかもしれません。
全部を遮断する必要はないと思います。
今の生活で、ネットをまったく使わないのはかなり難しいです。
連絡も、買い物も、調べものも、仕事の情報も、趣味の発信も、かなりの部分がネットの中にあります。
だからこそ、0か100かで考えると苦しくなります。
ネットを全部やめるか、全部見続けるか。
そのどちらかではなく、7割くらいの距離感で付き合えたらちょうどいい気がします。
7割くらいというのは、必要なときにはちゃんと使うけれど、心まで全部預けないくらいの距離です。
気になることは調べる。
面白いものは楽しむ。
発信したいことは発信する。
でも、見なくてもいいものまで追いかけすぎない。
知らなくても困らない話題に、必要以上に心を持っていかれない。
誰かの成功や怒りや正しさを、毎回自分の中に入れすぎない。
それくらいの距離が、たぶん自分には合っています。
ネットを見ていると、世の中が全部速く動いているように感じます。
誰かが何かを始めて、誰かが結果を出して、誰かが批判されて、誰かが褒められている。
その流れをずっと見ていると、自分だけが遅れているような気分になることがあります。
でも、画面の中で流れているものは、世の中の全部ではありません。
そこには目立つものが集まりやすく、強い言葉が残りやすく、静かな日常はあまり見えません。
本当は、何も起きていない普通の日のほうが多いです。
朝起きて、ご飯を食べて、少し働いて、少し休んで、また明日になる。
そういう地味な時間の中に、自分の生活があります。
ネットはその生活を便利にしてくれるものではあるけれど、生活そのものではありません。
7割くらいの距離感で付き合うためには、たまに画面の外を意識することも大事だと思います。
外の空を見る。
少し歩く。
お茶を飲む。
部屋を片づける。
何も投稿せず、何も反応せず、ただ自分の時間を過ごす。
そういう時間があると、ネットに戻ったときも少し落ち着いて見られます。
ネットは悪いものではありません。
むしろ、自分の世界を広げてくれる大切な場所です。
ただ、近づきすぎると、自分の気持ちまで画面の流れに合わせて動いてしまいます。
だから、少しだけ余白を残しておきたいです。
全部見なくてもいい。
全部反応しなくてもいい。
全部知っていなくてもいい。
必要な分だけ受け取り、疲れたら少し離れる。
そのくらいのゆるさでいいと思います。
ネットとは、7割くらいの距離感で付き合いたいです。
近すぎず、遠すぎず。
便利さは受け取りながら、自分の時間はちゃんと自分の手元に残しておく。
そんな付き合い方ができたら、ネットはもっと気楽で、やさしい場所になるのかもしれません。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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