メールの通知に「パスワード変更のお知らせ」という件名が見えた瞬間、反射的にこう思います。
「また?」
ついさっきまで、何も考えずに画面を眺めていたのに。その一通で、急に現実に引き戻される。あの感じ、ありませんか。
正直、面倒くさい
パスワードの変更は、とにかく面倒です。
新しいパスワードを考えて、文字数や記号の条件に引っかかって、やり直して。ようやく通ったと思ったら、今度は前に使ったものと同じでは駄目だと言われる。
「もう、何でもいいから通してほしい」
そう思ったことは、一度や二度ではありません。変更のお知らせが届くたびに、心のどこかで小さなため息が出ます。
でも、あの通知は「誰かが見てくれている」合図
ただ、最近はちょっと見方が変わってきました。
あのお知らせは、サービス側が「何かあったかもしれないので確認してください」と声をかけてくれている状態です。自分が気づいていない場所で、何かが起きているかもしれない。その可能性を教えてくれているわけです。
玄関のチャイムに少し似ています。鳴るたびに「誰?」と思うけれど、鳴らないまま気づかず家に入られているほうが、ずっと怖い。
そう考えると、「また?」と思えること自体が、まだ異変に気づける状態にあるということなのかもしれません。
本当に怖いのは「また?」と思わなくなること
もっと怖いのは、通知が来ても何も感じなくなることです。
- 毎回、中身を見ずに閉じてしまう
- 面倒だからと、同じパスワードを使い回す
- 「自分は大丈夫」と根拠なく思い込む
ここまで慣れてしまうと、いざというときに気づけません。「また?」と少し面倒に感じるくらいが、ちょうどいい緊張感なのだと思います。
ひとつだけ気をつけたい、本物と偽物
ただし、通知が届いたら何でも信じていい、という話ではありません。
パスワード変更のお知らせを装った偽のメールも、実際にあります。だから私が決めているのは、メール本文のリンクからは開かない、ということです。
- いつも使っているアプリやブックマークから、公式のページを開く
- そこにログインして、本当に通知が出ているか確認する
- 心当たりがなければ、メールの案内には従わず、公式のサポートで確認する
この順番を守るだけでも、慌てて操作してしまうリスクはぐっと減ります。
小さな手間は、ちゃんと守ってくれている
パスワードの管理は、やっぱり面倒です。でも、あの小さな手間のおかげで、大事なアカウントが守られていることも事実です。
次にまた「パスワード変更のお知らせ」が届いたら、まずは「また?」と思って構いません。そのうえで、一呼吸おいて、公式のページからそっと確認してみる。
その「また?」は、面倒くささの表れでもありますが、自分の大事なものを守ろうとする、小さなセンサーなのだと思います。
あなたは、パスワードの通知が来たとき、まず何を思いますか?
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
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