2026年7月8日水曜日

Xを見ていたら、1日が終わっていた話

朝、少しだけXを見ようと思った。

本当に少しだけのつもりだった。

通知を確認して、気になる投稿をいくつか見て、それで終わる予定だった。

けれど気づいたら、昼になっていた。

さらに気づいたら、夕方になっていた。

そして夜になって、ふと思った。

「あれ、今日なにしてたんだろう」

Xは不思議な場所だ。

おもしろい投稿が流れてくる。

きれいな画像も流れてくる。

誰かの考え、怒り、喜び、宣伝、日常、ニュース、どうでもいい話。

いろいろなものが一気に目の前を通り過ぎていく。

最初はただ見ているだけなのに、いつの間にか心が反応している。

この投稿はすごいな。

この画像はきれいだな。

この人は伸びているな。

自分も何か投稿しないと。

そんなことを考えているうちに、また次の投稿を見ている。

終わりがない。

Xのタイムラインは、川のようにずっと流れている。

少し前まで見ていた投稿は、もう遠くへ行ってしまう。

追いかけても追いかけても、次の投稿が現れる。

その流れを見ていると、自分も何かしているような気分になる。

でも実際には、ただ画面を眺めていただけだったりする。

もちろん、Xが悪いわけではない。

知らなかったことを知れる。

刺激をもらえる。

ブログや画像のヒントになることもある。

自分の投稿を見てもらえる場所でもある。

ただ、使い方を間違えると、時間だけが静かに消えていく。

「あと5分だけ」

この言葉は、けっこう危ない。

あと5分のつもりが、30分になる。

30分のつもりが、1時間になる。

1時間のつもりが、気づけば1日になる。

そのあとに残るのは、少しの疲れと、何とも言えない焦りだった。

今日は何か作れたのか。

今日は何か進んだのか。

そう考えると、少しだけ胸が重くなる。

でも、そんな日があってもいいのかもしれない。

人はいつも効率よく動けるわけではない。

何もできなかったように見える日にも、頭の中ではいろいろ感じている。

ただ、同じことを毎日くり返すのは少しもったいない。

だから次からは、Xを見る前に決めておきたい。

今日は何分だけ見るのか。

見るだけなのか、投稿するのか。

ネタ探しなのか、休憩なのか。

それを決めるだけでも、少し違う気がする。

Xは使うものなのに、気づいたら使われていることがある。

流れてくるものを全部受け止めようとすると、心も時間も足りなくなる。

だから、少し距離を置くことも大事だと思った。

スマホを閉じる。

お茶を飲む。

窓の外を見る。

たったそれだけで、時間の流れが少し戻ってくる。

Xを見ていたら、1日が終わっていた。

そんな日は、少し反省する。

でも同時に、明日はもう少し自分の時間を取り戻そうと思う。

タイムラインではなく、自分の今日をちゃんと進めるために。


ここまで読んでくれて、ありがとうございます

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