2026年6月20日土曜日

1日1回、ネットのすみっこで深呼吸する

ネットを開くと、今日もたくさんの言葉が流れてきます。
楽しい話もあれば、少し疲れる話もあります。
誰かの成功、誰かの怒り、誰かの正しさ。
見ているだけなのに、心の中が少しずつ忙しくなっていくことがあります。

そんなとき、1日1回だけでもいいので、ネットのすみっこで深呼吸する時間を作ってみます。
すみっこといっても、特別な場所ではありません。
通知を閉じて、流れてくる投稿を止めて、ただ画面の前で一度だけ息を整える。
それだけでも、少し景色が変わる気がします。

ネットの中では、早く反応することが当たり前のように見えます。
すぐに読んで、すぐに返して、すぐに比べて、すぐに落ち込む。
でも本当は、全部に反応しなくてもいいのだと思います。
流れてきたものを全部受け止めていたら、心の置き場所がなくなってしまいます。

深呼吸をすると、自分が今ここにいることを思い出します。
誰かの投稿の中ではなく、数字の中でもなく、評価の中でもなく、自分の生活の中に戻ってくる感じです。
コーヒーの湯気や、部屋の明かりや、外の音が少しだけはっきりします。
ネットの外にも、ちゃんと時間は流れているのだと気づきます。

ネットは便利です。
調べものもできるし、誰かの考えにも出会えます。
遠くの人の言葉に励まされることもあります。
だからこそ、少し距離を取る時間も必要なのかもしれません。
近づきすぎると疲れるものでも、少し離れるとまた大切に見えることがあります。

1日1回、ネットのすみっこで深呼吸する。
それは、ネットをやめるためではありません。
ネットに飲み込まれすぎないための、小さな区切りです。
今日の自分を見失わないための、静かな合図です。

画面の向こうには、今日もたくさんの声があります。
でも、そのすべてを追いかけなくても大丈夫です。
少し立ち止まり、ゆっくり息を吸って、ゆっくり吐く。
それだけで、心の中に小さな余白が戻ってきます。

ネットのすみっこにある深呼吸は、誰にも見えない小さな休憩です。
けれど、その小さな休憩が、明日の自分を少しだけ守ってくれるのだと思います。


ここまで読んでくれて、ありがとうございます

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