ネットを開くと、今日もたくさんの言葉が流れてきます。
楽しい話もあれば、少し疲れる話もあります。
誰かの成功、誰かの怒り、誰かの正しさ。
見ているだけなのに、心の中が少しずつ忙しくなっていくことがあります。
そんなとき、1日1回だけでもいいので、ネットのすみっこで深呼吸する時間を作ってみます。
すみっこといっても、特別な場所ではありません。
通知を閉じて、流れてくる投稿を止めて、ただ画面の前で一度だけ息を整える。
それだけでも、少し景色が変わる気がします。
ネットの中では、早く反応することが当たり前のように見えます。
すぐに読んで、すぐに返して、すぐに比べて、すぐに落ち込む。
でも本当は、全部に反応しなくてもいいのだと思います。
流れてきたものを全部受け止めていたら、心の置き場所がなくなってしまいます。
深呼吸をすると、自分が今ここにいることを思い出します。
誰かの投稿の中ではなく、数字の中でもなく、評価の中でもなく、自分の生活の中に戻ってくる感じです。
コーヒーの湯気や、部屋の明かりや、外の音が少しだけはっきりします。
ネットの外にも、ちゃんと時間は流れているのだと気づきます。
ネットは便利です。
調べものもできるし、誰かの考えにも出会えます。
遠くの人の言葉に励まされることもあります。
だからこそ、少し距離を取る時間も必要なのかもしれません。
近づきすぎると疲れるものでも、少し離れるとまた大切に見えることがあります。
1日1回、ネットのすみっこで深呼吸する。
それは、ネットをやめるためではありません。
ネットに飲み込まれすぎないための、小さな区切りです。
今日の自分を見失わないための、静かな合図です。
画面の向こうには、今日もたくさんの声があります。
でも、そのすべてを追いかけなくても大丈夫です。
少し立ち止まり、ゆっくり息を吸って、ゆっくり吐く。
それだけで、心の中に小さな余白が戻ってきます。
ネットのすみっこにある深呼吸は、誰にも見えない小さな休憩です。
けれど、その小さな休憩が、明日の自分を少しだけ守ってくれるのだと思います。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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