2026年6月23日火曜日

10分だけ通知を消した朝

朝起きて、いつものようにスマホを手に取りました。

画面には、いくつかの通知が並んでいました。
ニュース、SNS、メール、アプリのお知らせ。
どれも急ぎではないのに、見た瞬間に少しだけ心が動きます。

今日は試しに、10分だけ通知を消してみることにしました。

たった10分です。
一日中スマホを見ないわけでもありません。
ネットをやめるわけでもありません。

ただ、朝の最初の10分だけ、通知に反応しない時間を作ってみました。

スマホの画面を伏せて、部屋の中を見ました。
カーテンのすき間から朝の光が入っていて、外では車の音が小さく聞こえます。
いつもなら気づかないような音でした。

通知がある朝は、頭の中がすぐに外の世界へ飛んでいきます。
誰かの投稿、誰かの反応、どこかのニュース。
まだ自分の一日が始まっていないのに、もう他人の情報でいっぱいになります。

10分だけ通知を消すと、朝が少しだけ静かになりました。

何か特別なことが起きたわけではありません。
急に人生が変わるわけでもありません。
ただ、心の中に少しだけ余白ができました。

その余白で、お茶を飲みました。
今日やることをぼんやり考えました。
昨日の疲れがまだ少し残っていることにも気づきました。

通知は便利です。
大事な連絡を教えてくれるし、面白い情報にもすぐ出会えます。
でも、便利すぎるものは、ときどき自分の時間まで持っていってしまいます。

朝の10分は、とても短いです。
それでも、その10分を通知ではなく自分に使うだけで、一日の始まり方が少し変わります。

スマホを見てもいい。
ネットを見てもいい。
SNSを開いてもいい。

ただ、その前に少しだけ、自分の朝を取り戻す時間があってもいいのかもしれません。

通知を消した10分の朝は、思ったより静かでした。
そして、その静けさは思ったより悪くありませんでした。


ここまで読んでくれて、ありがとうございます

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