2026年7月10日金曜日

オールドメディアという言葉の強さと怖さ

最近、テレビや新聞を批判するときに、「オールドメディア」という言葉をよく見かけるようになりました。

短くて分かりやすく、聞いた瞬間に「古いもの」という印象が伝わる言葉です。

テレビの報道に疑問を感じたとき、「オールドメディアだから信用できない」と言えば、それだけで自分の立場を示すことができます。

長い説明をしなくても、多くの人に意味が伝わる。

それが、この言葉の強さだと思います。

ただし、強い言葉には怖さもあります。

オールドメディアという言葉を使うだけで、テレビや新聞が伝える情報を、すべて古くて間違ったもののように扱ってしまうことがあるからです。

テレビや新聞が、いつも正しいわけではありません。

誤った情報を伝えることもあれば、報道の仕方に偏りを感じることもあります。

しかし、ネットやSNSの情報も、いつも正しいとは限りません。

誰が書いたのか分からない話や、確認されていない情報が、事実のように広がることもあります。

テレビだから間違い。

ネットだから正しい。

そのように単純に分けてしまうと、大切な部分を見落としてしまいます。

本当に見るべきなのは、情報を伝えている場所ではなく、その内容ではないでしょうか。

誰が伝えているのか。

何を根拠にしているのか。

反対の意見はないのか。

そこまで確認してから、自分で判断することが必要です。

オールドメディアという言葉は、古い仕組みや報道の問題を考えるきっかけになります。

一方で、相手の情報を簡単に切り捨てるための言葉にもなります。

分かりやすい言葉ほど、使い方には注意が必要です。

テレビも新聞もネットも、疑うことは大切です。

しかし、最初からすべてを信用しないのではなく、内容を見て判断する姿勢も忘れたくありません。

オールドメディアという言葉の強さに流されず、自分の目で情報を確かめる。

それが、情報の多い時代を生きるために必要なことなのだと思います。


ここまで読んでくれて、ありがとうございます

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