今のネットに、少しだけ息苦しさを感じるときがある。
便利で、速くて、洗練されている。
でもどこか、完成されすぎている。
昔は、ただ繋がること自体が驚きだった。
やがて検索が中心になり、
SNSが世界を覆い、
動画が日常をのみこんでいった。
では、その次はあるのだろうか。
次のネットは、
もっと分散しているのかもしれない。
誰か一社の中ではなく、
もっと小さな場所が無数に存在する世界。
あるいは、
もっと現実と溶け合うのかもしれない。
画面の中ではなく、
空気のように存在するネット。
もしかすると、
次のネットは技術ではなく、
「態度」なのかもしれない。
速さよりも深さを選ぶ人。
拡散よりも対話を選ぶ人。
刺激よりも静けさを選ぶ人。
そんな人が少しずつ増えていけば、
同じインフラの上でも、
まったく違う景色が見えるかもしれない。
新しいサービスが生まれるのか、
新しい思想が生まれるのか。
それはまだわからない。
でも、今の形が永遠だとは思えない。
ネットはいつも変わってきた。
私たちが気づかないうちに。
次のネットは、
突然現れるのではなく、
静かに、
どこかの片隅から始まるのだろう。
そしてある日、
振り返ったときに気づく。
「ああ、もう次に移っていたのか」と。
0 件のコメント:
コメントを投稿