インターネットは、
もっと自由だったはずだ。
肩書きも、年齢も、
住んでいる場所も関係なく、
ただ言葉だけがそこにあった。
知らない誰かと、
夜中に語り合い、
くだらない話で笑い、
それでもどこか救われていた。
自由のはずだった場所。
でも今は、
投稿する前に一度考える。
炎上しないか。
誤解されないか。
切り取られないか。
自由なのに、
どこか窮屈だ。
正しさが求められ、
速さが求められ、
わかりやすさが求められる。
曖昧な気持ちは置き去りにされ、
迷いは弱さに見られてしまう。
それでも私は、
この場所を嫌いになれない。
遠く離れた誰かの声を聞けること。
小さな意見が世界に届く可能性があること。
それはやっぱり、
奇跡のような自由だ。
自由とは、
なんでも言えることだろうか。
それとも、
考えながら言葉を選べることだろうか。
画面の向こうには、
同じように迷っている人がいる。
同じように不安を抱えながら、
それでも何かを書こうとしている人がいる。
自由のはずだった場所は、
もしかしたら今も自由なのかもしれない。
ただ、
その自由の使い方を、
私たちがまだ学び続けているだけなのだろう。
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