2026年2月27日金曜日

オンラインゲームに子供がいない

最近、ログインしていて思う。
あれ、子供の声が聞こえない。

昔は違った。
ボイスチャットの向こうから、高い声が飛び交っていた。
笑いながら、叫びながら、時にはケンカしながら。

オンラインゲームは、放課後の延長線だった。
ランドセルを置いて、そのまま仮想世界へ。

たとえば一時代を作ったフォートナイト。
小学生が建築で大人を圧倒する、なんて光景も珍しくなかった。
ゲームの中では年齢なんて関係なかった。

でも今、ロビーは静かだ。
声があっても低い。
話題も、どこか現実的だ。
仕事、投資、疲れ。

子供はどこへ行ったのだろう。

スマホに移ったのか。
動画視聴に流れたのか。
それとも、オンライン空間そのものが「当たり前」になりすぎたのか。

昔はオンラインに入ること自体が特別だった。
今は常時接続が普通だ。
SNSもチャットも授業も、全部オンライン。
わざわざゲームでつながる必要がないのかもしれない。

それに、今のオンラインゲームは少し複雑だ。
システムも、課金も、イベントも。
気軽というより、本格的。

子供がいないオンラインゲームは、どこか落ち着いている。
トラブルは減り、効率は上がる。
でも、少しだけ寂しい。

予測不能な動きも、無邪気な発言も、
場違いなくらいの笑い声もない。

整った世界は、遊びとしては少し物足りない。

もしかしたら、子供が消えたのではなく、
大人になった私たちが、子供の時間帯に遊ばなくなっただけなのかもしれない。

それでも、ふと高い笑い声が聞こえたら、
少し安心する気がする。

オンラインゲームは、
やっぱり少し騒がしいくらいが、ちょうどいい。

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