最近、ログインしていて思う。
あれ、子供の声が聞こえない。
昔は違った。
ボイスチャットの向こうから、高い声が飛び交っていた。
笑いながら、叫びながら、時にはケンカしながら。
オンラインゲームは、放課後の延長線だった。
ランドセルを置いて、そのまま仮想世界へ。
たとえば一時代を作ったフォートナイト。
小学生が建築で大人を圧倒する、なんて光景も珍しくなかった。
ゲームの中では年齢なんて関係なかった。
でも今、ロビーは静かだ。
声があっても低い。
話題も、どこか現実的だ。
仕事、投資、疲れ。
子供はどこへ行ったのだろう。
スマホに移ったのか。
動画視聴に流れたのか。
それとも、オンライン空間そのものが「当たり前」になりすぎたのか。
昔はオンラインに入ること自体が特別だった。
今は常時接続が普通だ。
SNSもチャットも授業も、全部オンライン。
わざわざゲームでつながる必要がないのかもしれない。
それに、今のオンラインゲームは少し複雑だ。
システムも、課金も、イベントも。
気軽というより、本格的。
子供がいないオンラインゲームは、どこか落ち着いている。
トラブルは減り、効率は上がる。
でも、少しだけ寂しい。
予測不能な動きも、無邪気な発言も、
場違いなくらいの笑い声もない。
整った世界は、遊びとしては少し物足りない。
もしかしたら、子供が消えたのではなく、
大人になった私たちが、子供の時間帯に遊ばなくなっただけなのかもしれない。
それでも、ふと高い笑い声が聞こえたら、
少し安心する気がする。
オンラインゲームは、
やっぱり少し騒がしいくらいが、ちょうどいい。
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