何気なくXを眺めていたとき、ひとつの短い投稿が目に止まりました。
そこに書かれていたのは、特別な成功談でも、大きな出来事でもありません。
「今日は何もできなかったと思ったけれど、洗濯だけは終わらせた」
そんな、日常の小さなひと言でした。
けれど、その投稿には思っていた以上に多くの反応が集まっていました。
「私も今日はそれだけです」
「何かひとつできたなら十分だと思います」
「こういう言葉を見ると少し安心します」
短い返信がいくつも並び、知らない人同士が静かにつながっていました。
SNSでは、立派な成果や楽しそうな毎日が目に入りやすいものです。
仕事がうまくいった話。
旅行へ行った話。
多くの人に評価された話。
そうした投稿を見ていると、自分だけが何も前へ進めていないように感じることがあります。
しかし実際には、多くの人が同じように疲れ、迷いながら一日を過ごしているのでしょう。
ただ、それをわざわざ投稿しないだけなのかもしれません。
洗濯をした。
ご飯を食べた。
予定していたことをひとつだけ終わらせた。
誰かにとっては小さなことでも、別の誰かにとっては共感できる大切な言葉になります。
Xには強い言葉や激しい意見もたくさん流れてきます。
けれど、その間には、誰かの心を少し軽くするような投稿も静かに流れています。
見知らぬ人の何気ないひと言に、自分と同じ気持ちを見つける。
そして、少しだけ安心して画面を閉じる。
そんな小さな共感も、ネットで人とつながる意味のひとつなのだと思います。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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