Xへ投稿するとき、あまり深く考えすぎる必要はない。
思いついたことを、そのまま短い言葉にして投稿できる気軽さが、Xの良いところでもある。
それでも投稿ボタンを押す前に、ほんの少しだけ画面を見る時間を作るようになった。
この言葉は、読んだ人に違う意味で伝わらないだろうか。
誰かを必要以上に傷つける表現になっていないだろうか。
投稿したあとで、自分が読み返したくない文章になっていないだろうか。
考えるといっても、何分も悩むわけではない。
文章を一度読み直して、少し強い言葉があればやわらかくする。
誤字があれば直し、伝わりにくい部分があれば短く整える。
それだけでも、投稿したあとの後悔は少なくなる。
Xでは、同じ文章でも読む人の気分や立場によって受け取り方が変わる。
冗談のつもりで書いた言葉が、誰かには本気の批判に見えることもある。
自分では普通の意見だと思っていても、言葉の選び方によっては攻撃のように見えてしまうこともある。
もちろん、すべての人に誤解されない文章を書くことは難しい。
反応を気にしすぎると、何も投稿できなくなってしまう。
だから、完璧な文章にしようとは考えない。
ただ、自分が本当に伝えたいことと、書いた文章が同じ方向を向いているかだけは確認しておきたい。
反応が欲しいからといって、必要以上に強い言葉を使っていないか。
誰かと比べることで、自分の考えを目立たせようとしていないか。
その日の感情だけで、あとに残る言葉を書こうとしていないか。
少し立ち止まると、投稿しないほうがよい文章に気づく日もある。
反対に、迷っていたけれど投稿してみようと思える日もある。
大切なのは、毎回正しい投稿をすることではない。
自分の言葉を、自分で一度確かめてから外へ出すことなのだと思う。
Xの投稿は数秒で流れていく。
けれど、その数秒の言葉が、思っていたより長く誰かの中に残ることもある。
投稿する前の短い時間は、言葉を止めるためではなく、少しだけ大切に扱うための時間なのかもしれない。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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