誰かの投稿、ニュース、動画、広告、知らない人の言葉。
画面を開けば、そこには数えきれないほどの情報が流れている。
何かを探しているつもりが、いつの間にか別のものを見ている。
少しだけのつもりが、気づけば時間が過ぎている。
ネットは便利だけれど、ずっと泳ぎ続けるには少し広すぎる。
だから、1日1回だけでも、ネットの海を「泳ぐ」のではなく「眺める」時間を作ってみる。
すぐに反応しない。
すぐに比べない。
すぐに落ち込まない。
ただ、画面の向こうにたくさんの人がいて、それぞれの時間を過ごしているのだと静かに眺める。
流れてくる言葉の中には、元気をくれるものもある。
少し疲れてしまうものもある。
自分には関係のない遠い話もある。
全部を受け止めなくてもいい。
全部に反応しなくてもいい。
全部を追いかけなくてもいい。
海を眺めるように、流れていく情報を見送るだけでいい日もある。
ネットの世界にいると、誰かがすごく進んでいるように見える。
自分だけが止まっているように感じることもある。
でも、画面に映っているのは、その人のほんの一部分だけだ。
見えていない時間、迷っている時間、何もできなかった時間も、きっとどこかにある。
そう思うと、少しだけ心が楽になる。
1日1回、ネットの海を眺める時間。
それは、情報を集める時間ではなく、自分の心の距離を整える時間なのかもしれない。
今日もネットの海は広い。
波は止まらず、いろいろな声が流れていく。
その中で、自分に必要なものを少しだけ拾い、いらないものは静かに流す。
そんな距離感でネットと付き合えたら、画面を見る時間も少しやさしいものになる。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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