毎日のように投稿を見ている人もいれば、たまに「いいね」を押してくれる人もいる。
一度も会ったことはないのに、何となく考え方や生活の一部を知っている。
それだけを見ると、ずいぶん近い関係のようにも思える。
けれど、実際には少し遠い。
投稿が流れてこなくなっても、何があったのかを聞くほどではない。
元気がなさそうに見えても、どこまで声をかけていいのか迷ってしまう。
近況は知っているのに、本当の事情までは分からない。
Xには、そんな不思議な距離感がある。
何年も相互フォローを続けていても、交わした言葉は数回だけということも珍しくない。
それでも、その人の投稿が表示されると、少し安心する。
今日もいつも通りにいる。
それだけで、なぜか落ち着くことがある。
深く付き合っているわけではない。
友人と呼んでいいのかも分からない。
それでも、まったく知らない人とも言い切れない。
同じ時間に同じ場所を眺めている、名前だけ知っている隣人のような存在なのかもしれない。
もちろん、その距離が寂しく感じる日もある。
たくさんの人とつながっているはずなのに、自分の言葉が誰にも届いていないように思える夜もある。
反応の数だけを見ていると、人とのつながりまで数字になったような気がしてしまう。
けれど、反応がないからといって、誰にも読まれていないとは限らない。
静かに見ている人もいる。
言葉を残さず、そのまま通り過ぎる人もいる。
そして自分も、誰かの投稿を読んで何も押さずに閉じることがある。
Xでの関係は、近すぎないから続くこともある。
毎日話さなくてもいい。
無理に自分を説明しなくてもいい。
少し離れた場所から、互いの存在をぼんやり確認するだけでもいい。
つながっているようで、少し遠い。
その曖昧な距離は、ときどき物足りない。
それでも、現実の人間関係とは違う静かな安心を与えてくれる。
今日も画面の向こうでは、誰かが自分の一日を言葉にしている。
こちらは何も言わずに、それを読んでいる。
そのくらいの距離でも、消えてしまうと少し寂しい。
たぶん、それも一つのつながりなのだと思う。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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のぞいてみてください
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