少しだけ見るつもりだったのに、気づけば誰かの意見を読み、話題になっている出来事を追い、知らない人同士の言い争いまで眺めている。
画面を閉じたあとに残るのは、楽しさよりも疲れだったりします。
Xには、たくさんの情報が流れています。
面白い画像もあれば、役に立つ知識もあり、同じ趣味を持つ人と出会えることもあります。
ただし、流れてくるものすべてに付き合う必要はありません。
今話題になっていることが、自分にとって大切なこととは限らないからです。
ネットを楽しむためには、流れてくる情報を見るだけではなく、自分から見たいものを選ぶことが大切です。
好きな写真を探す。
気になる歴史を調べる。
読みたかったブログを読む。
自分の作品を投稿する。
目的を一つ決めてからXを開くだけでも、使い方は少し変わります。
おすすめ欄を何となく眺め続ける時間が減り、自分のためにネットを使っている感覚が戻ってきます。
見ていて苦しくなる話題や、毎回腹が立つ投稿からは、静かに離れてもかまいません。
ミュートやフォロー解除は、誰かを否定するためのものではなく、自分の画面を整えるための機能です。
部屋に置くものを選ぶように、タイムラインに流れるものも選んでいいのだと思います。
反応の数字を気にしすぎないことも大切です。
たくさん見られた投稿が、必ずしも一番良い投稿とは限りません。
静かに読んでくれた人や、言葉にはしなくても楽しんでくれた人がいるかもしれません。
数字は結果の一つであって、自分の価値そのものではありません。
そして、ときどき画面の外へ戻る時間も必要です。
飲み物を用意したり、少し歩いたり、本を読んだり、窓の外を眺めたりする。
ネットから離れる時間があるからこそ、再び開いたときに楽しめるものもあります。
Xは、世の中の流れをすべて追いかける場所ではありません。
自分の好きなものを見つけ、自分の考えを残し、ときどき誰かとつながるための場所として使うこともできます。
流されそうになったときは、いったん画面を閉じて、自分が何を見たかったのかを思い出す。
ネットの速さに合わせるのではなく、自分の歩幅で楽しむ。
それだけでも、Xとの距離は少し穏やかなものになっていくはずです。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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